「 日記 」一覧
自分を変えようとする直接的な努力は悪手である
1971年アメリカ。スタンフォード大学の心理学者、フィリップ・ジンバルドーの下でとある実験が行われた。その内容はあまりにも非人道的な結果が出た為、2週間の予定が6日で中止せざるを得ず、たった一回しか行われなかったが、その一回で充分だった。もうこれ以上繰り返す必...
奪われた人生の主導権を取り戻す
今回取り上げたいのは、たった3つのルールだ。自分で自分をコントロールし、人生の主導権を取り戻すシンプルな3つのルール。理解するのは一瞬だし、実践するのに特別な訓練も必要ない。日常生活を送りながら実践するだけでいい。如何に今まで自分以外の何かに自分を動かされてた...
読んでて面白い文章を書こう
何も考えず自動的にこの記事をクリックしてしまった人は、まず上のタイトルを見て欲しい。面白い文章を書こう、である。 これをテーマに記事を書くことは、俺にとってかつてないシンドイ事だ。それは何故か?ダイエットの本を書いた著者は、それからはリバウンドせず痩せ続け...
現代人が目指すべきは『世界の歯車となって』生きる事
モリス・バーマンの『デカルトからベイトソンへ』を大黒柱として近代を学んだおかげで、フロムやフランクルの著書が良く読める様になった。フロムもフランクルも、近代がもたらした実存的虚無感の克服をテーマに書いているからだ。近代を知らず、心理学畑から出たことの無い人間...
徳は孤ならず、必ず隣あり
以前の記事で行動力について書いた手前、書いた本人が色々な事に挑戦しない訳にはいかないだろう。 経済学の観点から行動力に言及した記事で、「意思決定費用」と「外部費用」について書いた。意思決定費用というのは、読んで字の如く何かを決定するのにかかる費用。そして外部...
準備が出来た時に師は現れる
今エーリッヒ・フロムが熱い!この広い世界において、俺の中にだけ局地的なブームである。 俺はまだ読んだ事が無いが、世間的にはアドラーがブームだ。「嫌われる勇気」がベストセラーとしていつまでも本屋に並んでいる。その前は「潜在意識」をテーマとしてユングがブームだっ...