「 日記 」一覧

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パラダイムがシフトする ~デカルトからベイトソンへ~

ノートと山積みの本を抱えてコーヒー屋に行った時の話だ。「紅の豚」のエンディング歌詞の如く、コーヒーを一杯で一日居座る。店からしてみれば、この上なく厄介な御仁であった事であろう。 前回の記事で、フロムやシュタイナーやサルトルを読んでいると書いたが、何故この三人を...

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やっぱり自己啓発書はグロテスク

近代はデカルトから始まった。これに対して反論してくる人はそんなにいないと思われる。近代を勉強するのであれば、デカルトから始めるのが良さげだ。ではこのデカルトが一体、近代以降の人間にどの様な影響を与えたのか?それは我々現代人とは無縁の話ではない。それどころか、我...

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自己啓発書はグロテスク  ~二元論を超えて~

前回の記事で、これからは近代について勉強すると宣言したはずが、何故かサルトルやフロムやシュタイナーを読んでいる。おいおいおい、ちゃんと計画通りにやらないと駄目だろうがという声が聞こえてくるが、その考え方自体、まさに近代がもたらした考え方です。時間軸を過去、現在...

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自己啓発本を読む暇があったら、近代について学べ

随分と昔の話だ。「ボンバーマンオンライン」というネットゲームがあった(過去形)。今でこそソシャゲやDLC等ネットでゲームに課金する習慣は広まっているが、ボンバーマンが運営されていた頃は、そんな事は無かった。とても面白く、いつでも人で賑わっていたにも関わらず資金...

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信じれば夢は叶うのか?

最近筆者の周囲では「思考は現実化する」についての記事を書くのが、ちょっとしたブームになっている。乗るしかない、このビッグウェーブ。個人的にも色々思う所のあるテーマなので、書いておきたい。 書く事と考える事の関係について、ショーペンハウエルは実に上手い比喩で表し...

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読書という体験

とある人からやたらキルケゴールの「死に至る病」を薦められたので、昔に買ってずっと埃を被っていた蔵書を引っ張り出してきた。 その時は全然読めなかったのだが、今になってようやく少しは読める様になったので楽しい。何故「少しは」という控えめな表現なのかというと、本当...

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「才能」を定義する

何かを成し遂げるのに必要なのは才能か努力か?この論争の歴史は相当に長いものになっていて、今後も多分決着がつく事はないのであろう。 この手の話題を出すからといって、誰かと論争をしたい訳ではない。そもそも筆者は、論争を仕掛けてくる人間や、政治団体とかは大ッ嫌いで...

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与える事の大切さ

リンゴは何故赤く「見える」のか? ここで「見える」をカッコで括ったのは何故かというと、「何故リンゴは赤いのか?」とか、「何故リンゴは赤色でなければならなかったのか?」という哲学的な話をしたいわけではなく、もっと単純に科学的な話をしたいからです。 科学と言っても...

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Q、速読は可能か?  A、諦めろ!

タイトルで既に結論出てるじゃねぇか! というツッコミは強引に無視して書き進めていきます。 本気で何かを勉強したくなった時。その分野について一通り学ぼうと決意した途端に、立ちはだかる壁。読みたい本、読まなければならない本が山ほどある事に気付き愕然とする。残りの...

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安易なポジティブシンキングが行動に繋がらない理由

以前、活動主義は、楽観主義と結びついていましたが、こんにち、活動主義の前提になっているのは悲観主義なのです。 フランクル 『それでも人生にイエスと言う』 近代思想の核になっている思想の一つに、進歩史観がある。これは何かというと、その名の通り歴史は進歩していくと...

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